源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会

2019年5月25日土曜日  

「源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会」第一回勉強会が開催されました。
主催はNPO法人 源氏物語電子資料館  代表理事の伊藤鉄也先生です。

伊藤先生がお持ち下さった資料と襖に張り合わされた絵を見比べています。先生がお持ちになった「探幽筆 三拾六哥仙」に描かれている絵と似ているものが多くありました。

生徒のみなさんと歌の文字をひとつひとつ確認する場面も。現在一般的に使われている仮名とは異なる「変体仮名」が使われているにもかかわらず、みなさんすらすらと読み解かれていきます。

伊藤先生がご用意下さった資料にはどんなことが詠まれているのか詳しく書かれています。その資料を手に、伊藤先生の解説を聞きます。

襖の間では、襖を守るため、荷物を置かないこと、マスクを着用すること、ボールペンやインクの使用を禁止して鉛筆やシャープペンシルを使うこと、など細かなルールを決めてくださり、そのルールのもと勉強会を行って下さいました。

勉強会はとても和やかな雰囲気のなか行われました。
紫風庵スタッフが急遽勉強会に参加させてくださいと申し出ましたところ、快く承諾くださいました。三十六歌仙、変体仮名、全くの初心者なのですがご丁寧に解説してくださいましたので楽しく勉強することが出来ました。ありがとうございました。
源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会は月に1回開催される予定です。
ご興味のある方は是非ご参加ください。


「源氏物語  夕顔の巻」の地理をたどる

2019年6月23日月曜日
飯塚ひろみ先生を講師に迎え、「『源氏物語  夕顔の巻』の地理をたどる」を行いました。
「源氏物語」に描かれている場所は、実際にはどこに当たるのか?
光源氏の住まいは一体どこにあったのか?
原文からヒントになる文章を拾い上げ、読み解きます。
そして、その場所を辿りました。

光源氏邸は、二条大路(現 二条通り)と東洞院大路(現 東洞院通り)の交わる北東角なのではないか?!
京都に住む者にとって聞き慣れた通り名が千年も昔の物語に登場するなんて、何だかロマンを感じます。。

この他にも、光源氏は乳母の病気見舞いに出掛ける。
その乳母の家は五条大路(現  五条通り)と高倉小路(現  高倉通り)の交わる北西にあったのではないか?!
その隣家が「夕顔」の家だったのでしょう。
そこで出会ったのでは?!

源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会

2019年6月29日土曜日
「源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会」第2回勉強会が行われました。
今回も3つの和歌を読みました。

今回も伊藤先生がご準備下さった資料を手にお話を伺います。初めて参加される方がいらっしゃいましたので、まずは前回のおさらい。

そして柿本人磨、紀貫之、凡河内躬恒の和歌を読みました。伊藤先生と生徒のみなさんと一緒に、近くで文字を確認しながら読み進めていきます。

襖の三十六歌仙を勉強した後は、隣の部屋に移ってハーバード大学美術館「源氏物語」の「須磨」を読みました。

今回の勉強会の参加者は10人でした。
初めてご参加くださった方もいらっしゃいましたが、
今回もわいわいと楽しい勉強会になりました。
私は変体仮名初心者ですので毎回勉強になることばかり。
伊藤先生に頂いた「変体仮名一覧」をひとつひとつ確認しながら
一歩一歩、というところです。
初心者の方もご参加大歓迎ですので、ご興味のある方はどうぞご連絡ください。

源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会

  
                     2019年8月24日土曜日
                      「源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会」第4回勉強会が行われ                            ました。今回は、紀友則・猿丸太夫・小野小町の三人の和歌を読みました。
           

伊藤先生がいつもご用意くださる資料。詳しい解説と共に写真や画像を多く使い充実の内容です。丁寧に作られたこの資料を基に、今回も勉強会を進めていきました。今回の資料は、なんと和紙バージョン!

今回も襖の和歌を直接見ながら伊藤先生の解説を聞きました。

襖の絵をルーペで見る伊藤先生。
今回は、お持ち頂いたルーペを順番に回して絵の細部を見てみることに。着物の細かな絵や柄がよく見えて、皆さん驚きと感激。「頬だけではなく、耳もほんのり赤くなってる~」と、新しい発見も!

源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会

2019年9月28日土曜日
「源氏物語と三十六歌仙の写本を変体仮名で読む会」第5回勉強会が行われました。
今回も、NPO法人 源氏物語電子資料館  代表理事の伊藤鉄也先生に講師を務めていただき、先生を含め9人のみなさんと和歌を読みました。

こちらは、谷崎潤一郎「鍵」の初版本です。谷崎潤一郎は「こと」と書くときに独特の書き方をすると、伊藤先生が先日仰っていました。それを確認するため、先生がお持ちくださったのです。棟方志功の装丁が素晴らしいですね!

今回は、藤原高光・源公忠朝臣・僧正遍昭の3名の三十六歌仙を読みました。